キャロが、山崎豊子さんって凄かった!!って思うのは、どうやって、そのモデル達と対決したんかなあってとこの、未曾有の覚悟っていうか作家としての闘志なんだよね。これって、ノンフィクション道には避けて通れない闘争であり葛藤なんだよね。音楽の場合、その点、涼しい顔して高みにいられるってとこの安堵はあるよね。人間ってさ、やっぱり、楽な方へ、安易な方へと自然と行くものなんやねえ~そこを、鑑みても、山崎さんの下調べ、知られざる努力の積み上げ、そしてどこに問題点を持っていくのか、大衆の注目点と帳尻合わす才能って奴・・・。ここで、いい本と出来損ないの本との差異が出てくるんやね。大衆の共感や驚愕なくして、大作誕生はありえない。キャロはねえ、この方にないものを、もし持っているとしたら、恋愛論なんだ~でも、まだ今は語れないんだ。それ程、命をもぎ取られる程、傷ついたからね。あのロウさんを遠くから見て、ご活躍を影ながら祈っているくらいが、一番安心な位置なんだ。自分がどれだけの、オーラを出しているのか、あの方はまだ知らないんだ。その対角線上にいるのがジェイソン・ステイサムさん。野性味溢れ、たくましくって、あの完成された肉体の美。そして、可愛い正直な女に弱い。お二人とも、女性のこころを迷わせる。このお二人が多くの女性達の人生に、光を投げかけ、そしてこころを、一瞬にして魅惑の坩堝にしてしまう。そしてやはり、大森南朋さんだよね、いい演技を、あのはげたかを超えるような、ダンディで、しかも冷酷な役を又、演じて欲しいよね。だって、あれだけのやるせない表情をかもし出せる男優さんはそういない。そういう恵まれた自分に挑戦という名のストップウォッチ、かけなあかんのは自明ですもの。