映画にキャロをずっと、誘ってくれていた女性、親友の純子ちゃん。本当に、友達っていいよね、キャロは高2以降、信じられない程、出不精になったんだ。でも投稿したりして、普段から、物を書いているキャロになんとか、書く為に必要な題材やヒントを与えようとしたんだね。みんなは、友達が単に、ゲームの仲間の一人であると、そういう思い違いをしてないよね?友達こそ、神さまが、その人に与えた、武器なんだ。なんで?そういう大袈裟な話なのって。事実だからさ。キャロ、この純子ちゃんが、いなかったら、ある愛の詩も、ペーパームーンも、悲しみの青春も、観に行ってないんだよ。そんな、影響力を友達が持つんだってことに、こうして、何年もの時間が経過してから、やっと気が付くんだよ。だから、こころから今、ありがとうってお礼を言いたいんだ。いつでも、会おうと思えば、会えるんだけど、なんか気を遣っちゃうんだ。キャロの脳裏の中では、あの時のままの純子ちゃんが、残っていて、それがもしかしたら、会うことで破壊されてしまうのでは?っていう弱さはあるかもしれない。もしも、あの時点に戻れたなら、どういう生き方をしたかって?今ここにいるキャロ以上は、たとえ、どんな人生を歩んでも、現れてきてはいないと思う。今に満足してるんだよ。キャロは、文章が書けないとか、構想が浮かばないとか、そういうこと、一度もなかった。キャロを拒絶したのは、ニッポンに棲む人間という生き物。だから、ヒト科の生き物に対して、恐れを抱いてるっていうのは確かにある。警戒するべきは、この国の霊長類なんだと改めて思うんだ。