ルビー・ウーマン《ロイヤル・ボックス編》〔36〕白雪姫の中でも七人の小人がキャロのこころを、満杯にします。七人もキーワードでしょうし、魔弾の射手の風景も同時に浮かびます。七本の矢のうちの一本は悪魔の矢?そうです、ワクワクしてくる動揺がありますよね?キャロは、中学二年で、すでに、短歌で、新聞に載り、秦美穂先生の厚意でしたが、このときに、歌壇の射手がこころに沸いて来ています。そうすると、キャロの思考は、類推の落下点に降り立った、パラシュートのようなもの?っていう解釈が成り立つ。キャロはもうその頃、気が付いています。自分は天才なのでは?と。しかし、気鋭よりもむしろ、堺正章さん達が歌った、あの歌のような自分・・・。なんとな~くなんとな~く、幸せ~。そういった、牧歌的自身の構築こそが、サクセスに繋がっていることを予感していたのです。天地さんはすぐに、あの人にさよならを言わなかった・・・と言い換えます。言えなかったから、言わなかった・・・この変化に対応し、同時に意味があることに気が付く、その速さが、天才の発露ですかね~