それは秘密ですっていう番組があったけど、面白かったよね。みんなにとっては、不思議なことが、その子の家では通常だったとか。親が買ってきていたのか?それとも本人が学校の帰りに買っていたのか?謎は深まるばかりだった。でもやっぱり、お母さんだった。学校帰りに買うことは、カイグイ〔買い食い〕ってまとめ呼称されて、禁止されていたんだもん。どう見ても農家だし、あの畑に向かっているお母さんの別の一面が見えて、とても新鮮だったんだ。キャロなんか、全然、買ってもらえなくてね、中学になって、バイトしていた、矢上書店〔やがみしょてん〕で、奥さんが買い物行っていない間に、ちょろっと、ページめくって、垣間見るくらいかなあ。息子さんが出てきて、ちゃかすんだあ。キャロ、デビッド・キャシディさんの大ファンだったからそういう洋楽にも目を配っていたんだ。どこにも収まりえない均衡性を保っていたことが、功を奏したのかもね。もしも、あの頃から、作曲をしていなかったら・・・。そう思うと、愕然とくるし、そういう意味では早咲きではあったんだと思うんだ。キャロがこうして、たくさんのコンビニ短歌を披露出来るのも、著作権を誰も持っていないからこそで、本人なことも幸いして安心だよね。そういう抗争は嫌だもの。争いが最も世の中で醜いもの。小さな小さな自分であったことが幸せを呼ぶ・・・。しかもこの矢上書店の経営者の息子さんとも、再会するんだ!ロイヤルボックスで。やはり点は線なのかなあ~清張さまあ