悟先生は映画にも興味が深くて、二年生全員を浜の町の映画館まで繰り出すんだ!凄くね?中二だべ、題名はふたつ、千日のアンとエデンの東。ホラ、出て来たろ?エデンの東・・・。悟先生がこの案を、社会見学に映画鑑賞をって出せていないと、かなわなかった。キャロはね、こういう中学生へ向けての、優良映画ってのすでに四つ、選出しているんだ。みんなが参考にしてもらえたら幸いだね。エメランスの扉。これは、凄かった。この女優さんの、拘り。執着の度合い。しかし、ここまでくれば、絶品なんだ。そして、子供達に、学ばせたいのは、この女性がいっつも道を箒で掃いている姿なんだ。ここから、継続って言うものの真髄と、苦しいけれど、役割がちゃんとそれぞれにあるってことを学ばせる。そして、女性に対する尊厳なんだ。今は、かかあ天下多いたって、まだまだ、女性の地位はまあ、紫いもの段階。人間としてではないんだね。この映画は女性を数段、レベルアップさせているんだ。料理に対する、拘りのシーンがある。もうどれがって、言えないくらいに、凄いんだ。イギリスを見直したし、ナチスに犠牲になったすべての方々へ、キャロも改めて、手を合せたんだ。よし!!ドイツがすっかり蘇ったように、すぐ日本もっては、無理なんだ。この映画がキッカケにはなる。そして、人生で、どういう姿が最も、町の人々の記憶に残る自分なのかを、考えるキッカケにも・・・。この女性は道を掃く姿。じゃあ、君は?