そう・・・これが自分?って感謝している間に籍を入れて、会社にも申告しておけば、キングギドラ化は、免れたし、いやあ、その二年半っての大きかったんだ~赤ちゃんが生まれて、半年して、八月、ここを、玉井さんと、月俣さんが、抑えたんだ!転勤させてやるから、福岡に行って、新天地で、籍を入れて、それから、他の行員達も交えて顔見せをしようじゃないか、どこかの料亭でねって。本当に、素敵な上司に恵まれた宿矢教授だよね。戸畑支店で、真っ先に支店長代理になったのもこの月俣氏のもと。そして、36才で、次長として大分に行くときも月俣氏の招聘。本当に、キャロ足を向けて眠れないんだ。この二人がもし、あのドラマみたいな、意地悪い上司だったら、どうなる?キャロは死んでたよ、それか、今頃。ホームレスになって、それこそ、子供の家を一軒、一軒、渡り歩いていただろうってね。転勤で行くときには、業務推進役っていう肩書きだった。そして西中州の今は、親和銀行のビルに赴くんだけど、肝心な手続きを、やらないんだね。もちろん、キャロは父と一緒に南区役所に婚姻届を出した。赤ちゃんをベビーカーに乗せて、生まれて半年たっての快挙。すぐに、銀行に届けてくれるものと、100パーセント、信じていたんだ。キャロは上の子供達二人を、長崎の母に預けて来ているからね。そこまで、するっていうことの意味、これは、大変なことなんだ。母は、育児大嫌い!極度の潔癖症、だから弟に子育てのことや、なんやかんやを、四ヶ月以上は、お世話になるんだ。八月から、4ヶ月経っても、銀行に届けない姿を見て、キャロは英断したんだ。福岡に上の二人も連れて来ちゃうんだ~ある会話がキッカケだったんだ。9月に赤ちゃん抱いて、こともあろうに、月俣氏に直訴に向かうんだね~