マエダンと、上手くいかなくなったのは、経済的にと、もうひとつ、キャロが出前ばっかり頼んで、書いてばっかりってのもあったねえ~今、とっても反省している。自分はイッパシでも無いのに、みんなに迷惑かけて、辛抱の実を口にすることが、まるでなかったんだね。だから、一度もマエダンの悪口言ったことない。夫婦が離婚するとき、これは、半分半分だと思うんだ。中々、大工さん以外の仕事に目を向けなかった彼と同等に、キャロも目の前のことに疎かではねえ。没になるのに、書いてばっかりじゃあねえ、この頃なんだ。高校生放浪記に着手したのは・・・。そういう事をするよりは、パートで、働いて欲しいってのは、きっとあっただろうけど、言わなかった。でもキャロ自体がパートを自主的にやり出したってのは、大きかったね。長男がお腹にいる頃からやり出した。なんでかっていうと、親にお金をせびるばかりの自分って、なんだろ?って、本当に、情けなかったのとね、このアルバイト経験ってのが、人間を大きくする肥しになるっていう再発見なんだよね。高校出てすぐ、OKレストランで、バイトするんだけど、そこで、また、あの神様みたいな、小泉社長と知り合う。なんでかなあ、みんなびっくりする位、後の人生で、また、出会うんだ。会員制クラブ、ロイヤルボックスでね!諫早の駅馬車の社長も専務も来るし~いやあ、人生で、このゲームの盤上でね、再会が、キーポイントになるっていうのは、学んだね~ゆるがせに出来ないのは、その一瞬一瞬をいかに懸命に生きたのか?っていうこと。一期一会っての、だてじゃないし、じっくり味わってみて悔いはない。そう半日かけても、味わうべきだよ。〔キャロ29才までいっきいちえって読んでた〕