サファイア・マン《かけがえのない男編》〔37〕マエダンはすぐに帰せ!というオーナーの意向に気が付き、ボックスで飲んだときには幾らなのか?と尋ねます。キャロルはそういうことはいいから、即座に帰ってくれない?と畳み掛けます。そういう言い方するのはおかしいじゃないか?ここへの就職は俺は賛成してはいない。・・・こんなチグハグ言うんですね。ああ、今思い出した・・・。刑事コロンボにキャロル突如なるんですね~類推鍛えてるから、その場でどんどん飛ぶ!!そこは赦してね~サブリナさんです。こっぴどくキャロルのよみびとしらすをけなした兆本人ですが、今閃きました。キャロルの声を聞いたことのある人で、ごく近所にいるのでは?と。並々ならぬ殺意を抱かせるのがキャロルのヴォイス・・・。マエダンは保育園のふたり分の預け賃を訊き、ひっくり返りそうになります。そのお金を俺に渡せ!!俺がちゃんと家で観て置くから。それは勘弁してよ、私は私で自立したいのよ?って。俺と一緒に自立してもいいじゃないか?と迫ってきますが、オーナーはレベルの低いこのやり取りを聞き流し、第一番目の顧客が入ってきたこともあり、番頭支配人にここを任せます。そして中々帰ろうとはしないマエダンを帰すようにキャロルに支配人が注意をしてくるんです。ここはツケでもいいから帰させるんだ・・・と。キャロルはお金はいいから、ひとまず帰って!家で話しましょうってマエダンを催促しました。いや、終わる頃店で待ってる、ちゃんとゴールデン思案橋で、待ってるからな!ってやっと退席するのです。ゴールデン思案橋。これは栄華を誇った思案橋のレストランでビル横にありました。