佐賀人の夫、それもキャロと知り合った時には、何千万とまで行かないけど、一千万は貯蓄していた宿矢教授。〔株を入れたら1500万は行くかなあ〕いまでこそ、70才の温厚な家庭人〔外ではクレーマー〕なんだけど、テコでも動かないってのが、この福岡市南区大橋での新婚生活二年半。〔大橋には四年暮らす〕この間にキャロがキングギドラになってしまう卵をじわじわ温めていた可能性っていうの、言えるね。しかもキャロの脇田系っていうのは桜島が本拠地なんだ。桜島の降灰で、桜島を訴えることが、出来ないくらいの何かに気が付いていくっていう過程なんだけど、それは怖いし読む価値あるよ~女性が本当に怒るとどうなるっか?みんなも結婚したからって、相手をなめてはいけないよ。女性の人権っていうものついて、軽視は駄目。宿矢教授の場合、十三歳もキャロが年下だから油断したってのはあるよ。まず、ちゃんと長崎からこっちへ、福岡に来るまでの経緯を話さないと、みんなも正しい判定は不可能って思うんだ。キャロ、歴代で、初めてなんだと思うんだけど、妊娠七ヶ月までクラブに居たっていうから、あつかましいし、図図しいっての。辞めるに辞められなかったのは、付けを抱えていたからなんだ。自分の客は大口ばかり。しかし、支払いは二ヶ月後ってとこも多かったんだ。だから、無責任極まること出来ない。しかしね・・・ある時、三菱重工でも重役地位の斉藤さんとチークダンスしている時、幸せになったんだね!って。アレってキャロ、ドキーってしたんだ。わかるよ、赤ちゃんのためにも、早く家で、ゆっくりしなさいって。優しい、神様みたいな人でね。キャロはお客様に心底、可愛がられたし、この人の言う時が、今こそが潮時なんだ・・・。帰って、すぐ店に退職願いの手紙をしたためたんだ。