キングギドラっていうあだ名って、実際、次男が付けたんだ~この子は小さい時から、不思議少年だったの。キャロが理系駄目なのに、頭まるで、理系なんだ。例えば、小学校での授業参観でも理科の実験で、ポンって、天井まで何かが跳ぶっていうのを、みんなの前で、披露する。いやあ、キャロはなんで、数学が出来ない自分から、なんで、?って意味不明状態だった。しかし、隔世遺伝の法則が決めてになって、分かったんだ~脇田大佐、そして、その長男。つまり母の兄。ずば抜けて、数学、英語、堪能だったらしい。アメリカ留学も経験。だから、キャロは、このたったひとりのみ、授かった、理数の王子さまには、ちょっとどころか、全然、頭上がらない。琴芝小学校上がったとき、宇部だったんだけど、男子女子ともトイレが結構大きくてね、上履きからスリッパに履き替えて、トイレに行くっていう形だったんだけど、担任の先生が褒めたんだよ。トイレの前のスリッパ揃えてる場面を目撃してねえ。いやあ、それからってもの、ずっと、休憩時間も立って、みんなのスリッパ揃えて、しかもみんなに、話しかけていたんだって。ごきげんよう、とか、いらっしゃいませ・・・あれは、必ず、大企業で、出世するね。褒めたら、どこまでも伸びるってやつ。でも宿七さんは、そういう次男だからこそ、ちょっと、スパイス濃くして、育てたんだ~出来る奴ほど、敵が多いってこと、教えたかったと思うんだ。もし、今ね、冷や飯食ってる人がいたらね、嬉しいって、喜ばなくちゃいけない人も事実混じってる。出来る奴を、干すってとこもある。あの半沢さんもそうでっしゃろ?あの出向、頭を冷やさせる意味があるって、宿七さんも言ったけ。それもあの半沢直樹のドラマで、出向場所として、北海道と佐世保って、地名出たのにはチビ太みたいにケケって笑った~脇田大佐は、佐世保が第二の故郷なんだよ!それに、村上龍さんは、佐世保が生んだ大作家なんだ~ノーベル賞だって、龍さんが当然先にもらうべきだとキャロは思うわ。