南越(なんこし)でも、うちは入りびたりやった。

 

ミスド南越谷駅はうちの縄張りで、朝からお邪魔して、カウンタ一に座り、紅茶ポットのつくモーニングを味わい人生の最高潮を感じて、ポットお替りしていた。好きなドーナツ選ぶ幸せを噛み締めた。あの頃から図々しい性格は変わっとらん。スタッフは優しくて、うちが、まだ飲みたい…を漏らしたらポットに紅茶を入れて来てくれた。喫煙コーナーだったから煙が凄いのに平気やった。10年前のうちからすると、今の風情は痛々しい。先輩が自撮りすると、分かるよ?恐ろしいくらい、年を取ったことに気が付く。それを見て愕然とする…と話してくれた。うちは、試しに自撮りした…先輩の話した通り、妖怪のような顔が映し出されソッコーノックアウトされてしまった。自撮りはしかし、定期的に、やらなあかん。自分からは逃げられない。