西🏝姫瑠のアディショナルタイム403

 

献血隊の隊長と別れバイトへ入って、献血の、お礼が、ティッシュペーパーだった違和感が、まだあたしの、脳裏に陣取っていた。みんなが欲しいのはティッシュなんかじゃない。クリームぱんやクロワッサン、そして、鉄分ドリンクだ。自分が腹を減らしていたから、なお、違和感が頭の中で増大していた。あたしは貴重なインタビュー経験をして、1000円の弁当代に頭を傾注させて、鑑みていたのだ。使わず貯めてるスタッフだっていなさるだろう。家から弁当派は、こういう場合、貯蓄出来るんだな…は激しく点灯していたのだった。