デニム・ブルーママン18の18

 

わたしが思うところとは、はみ出して容子が暴走してるよう、見えたのは、周囲です。しかし、どれもこれも、手当たり次第吸収したい興味を削ぐ行為に私は手を染めず、逆に周囲は容子に、なにを習得させたかったのか?それをきちんと並行感覚で見ていることが肝心だった。興味を持つのは良いとして、それを一生の仕事として、繋ぐ覚悟を見たかったのもある。しかし、10代のとき、見た現場の新鮮味は格別だったのでしょう。そこで生活力を養い、銭を稼ぐ構図にすぐならずとも、良いのでは?自分が容子をどこまで支えることが出来るか?資力については問題なかった。私が傍観をテキストにして支えていたことは、66歳の今の容子を支えて余りある。それが嬉しいのです。やがて、容子は短大で里子ちゃんとギタークラブで親しくなるのです。(庄屋武雄店にて)