西🏝姫瑠のアディショナルタイム(234)

あたしが過去読んだコミックに、こんな内容の本があった。そこでは余命が各人の頭の上のろうそくで示され、あと20年は生きるとか、あと10年しか生きないがろうそくの長さでわかる。皆がお互いを見ることで、余命を知ることが出来る。この漫画はなぜか、覚えていて、作者の名前は覚えてないのに、めっさリアルであたしの頭から消えないで、今もあるんだ。余命は決まっているんだとする、あたしの運命決定論と似てるからこそだろう。このストーリーを見ながらろうそくを、余命から収入にソッコー替えてみた。生涯年俸だ。その人をまず目の前にして頭の上のろうそくを見ると……これから死ぬまでに、1千マン稼ぐ人もあれば、50マン稼ぐ人もある。一応漫画になってはいるけど、やけにぞくぞくしてくる。生涯年俸は、既に皆、今の時点で確定済かもしれない。このろうそくを、一日で倍に伸ばしたのがヒカキンであることは、疑う余地がない。たかがラーメン、されども、ミソキンだったのだ。