エメラルド・ウーマン97

 

普賢山のお祭りが私の番になる今朝は最高の気分で、書ける。心から感謝したいです。容子自体、私と登ったあの時が最後になってるはず…私が80歳を越えあの娘は45歳を超えている。ふたりの年齢差は35歳あるからです。もちろん、頂上を最初は目指していますが、段々きつくなり、茶店までは行くものの、あとは、妥協しあい、ゆっくり下るのを選びました。途中まで車で登る方もいますが私たちは容子の家から歩いて行きました。階段が頂上まであるため、あの娘はいつか、正確な階段数を数えたいって話していました。数が気になるようで、のんびりした性向の、裏には、あたし達が及びもつかない心眼が隠れているのは話を聞きながら分かりました。しかし、次から次に構想が湧くゆえに、一瞬先まで私が知るべきを、わざと隠蔽し、全部を話さない。これは慎重な性格を持つからだと、良い方に取り、ふたりの登山を終えました。この山は婚約中のふたりがもしも、登り終えたら、成就する山に認定したい。444メートルの高さも押す理由。確かに確変ではないけど化ける可能性がある。最初は単発で充分良い。私の弟が容子の母親と、初デートして、結婚出来た山だからです。(24383)