昨夜ほど家族の言葉に感動したことはない。昨夜の庄屋閉店間際の出来事だ。私達の大好きなスタッフ男子は手が滑ったのか、お客様の前で割ってしまったみたいでチャリンっていう音が鳴った。彼が即座に申し訳ございません!!って謝ってその場で謝罪したんだけど、それがだんだん、ムードが、深刻になっていく様子・・・そこであたしたちは黙ったままで推移を見守っていた。奇遇なことにあたしたちがいつも座る、こあがり席。その日はどういう訳かあたしたちは、消火器の横にあるフロアー奥を選んで座っていた。手に取るようにわかるのは男子スタッフの憔悴だ。しかし厨房の長が出て来て謝っているのを見て、心が全開になって私は意外性に気がついたのだ。家族も言う。いちげんさんだったのかも・・・って。もしも365日来ているあたしたちになら、あそこまで謝るかな?って。滅多に来ない人たちだからこそ、大変になったんじゃない?って。あたしも答えた。じゃあ、あたしたちは庄屋にとっては家族同然ってことね?そうね♫そこが言える。確かに孫もここに来ると自分の部屋みたいにくつろぎ寝そべる。しかし厨房の長、今回は見直したね!!若者を守るってことはこういう態度になるんだね!!って。(開店一日前。おとついのシャトレーゼ)