ブラックオニキス・マン173

 

あれからインターネット攻撃もすっかり鎮まって、しかも母はコンビニ第一関門をようやく過ぎていくところだろう。店のみんなから、出来ない店員としてレッテルを貼られても、それが原因で母は辞めたりは出来ない。これから長期で返済をしていかないといけない身だからだ。これまで、豪遊をして人生の先取りをしてきたのよね?っていう姉の言うのは当たっていたし、金銭をどこに落としたかで人の人生はほぼ決まってくると僕は思う。食べ物に落とすのは誰でも同じ動作だが、そこでの所作は各人違ってくる。バーコード決済だけで本当に暮らすことが出来る?それはあのとき、母が試みた、クレジットカードだけで生活が可能なのか?の設問によく似ている。結果、やはり、カードだけでの生活は無理だった。どんな場面で無理が生じてくるのか?・・・そのひとつひとつを、ノートに列記していくと、まだまだ現金に根強い人気や浸透が見られることは挙がるだろう。カードでETCを通過出来るけど、バーコード決済で出来る?今、現金で通過をしているあのゲートだ。僕にはまだそこが不案内だ。これから24時間営業の質屋も続々出て来る。よく、アメリカの映画で出て来た。カジノの横に質屋は可愛く収まっている。時代のニーズを傾けるのは消費者だ。どの方向に?それを変えていくのが消費者なら、どしどし意見を言う機会を逃さないほうがいい。アンケートを躍起になって欲しがる各企業は、消費者の本音を知りたいのだ。30円は必要ないってそう思ってアンケートに答えないのは駄目だと思う。自分の意見を言える余白がないなら、そうしても構わないが、ちゃんと自分の意見を言えるスペースがあるアンケートなら、答える価値はある。☆時津イオン2階にて☆