アクアマリン・マン72

 

容子は口が達者で実際に面談したりしないとそのごうわくは誰もわからない。これだけは言っておきたい!!僕も何回も喧嘩を売られているのか?って勘違いしたほど容子は舌が回る。江戸っ子の威勢なんか、屁の突っ張り・・・ちっちゃく感じる。しかも歯がないのに弁が立つ。何か、からくりがあるのでは?僕でさえ驚く。そして年長者だからと、容子がみずからを庇って、逃げている限り、物事は進捗を見ない。逆に言うと、容子はもっとばんばん意見を言っていいと僕は密かに思っている。なぜなら、年長者への尊敬は誰もが持つ一般論で、コンビニエンスストアは戦場と見て間違いない。特にひがながはセブンイレブンの店舗数が多い。この熾烈な競争を勝ち抜いていくために、何が必要か?っていうと反発なんかはクソ喰らえ!!って僕が店長なら思う。ちゃんとしっかり己の勤務を皆がまっとうしないと売上は下降をたどるだけ・・・皆で目標のバーをクリアしていかないといけない。だからこそ、人材を一丁前にしていくことが優先事項になる。入店後の六ヶ月がもっとも重要である。容子は確か6月に面接で入店し合格はしたが、それがミラクルだったということだ。これからは高いバーを超えていかないといけない。そして本部にも、言いたい。店長待遇だ。店長以上の時間を働くスタッフの厚遇。そこをしないと先がない。66歳の老婆、しかもヘチャムクレの容子の時間給が、その人物と同じであっていい訳がない。僕は、いつも、売上(預金高推移)を気にしていたバンカーだった。その僕が支店長になれたのは、僕を抜擢してくれた支店長がいたからこそ・・・それだけ上に立つ人の意見が鍵を握る。スタッフの一生を左右する。問題を軽視してはならない。若者たちにもっと夢を与える企業であるべきコンビニである。☆追記☆この部屋干しトップがセブンやローソンから消えて困ってる、ふぁみまにはある☆