デニム・ブルーママン15の4

 中3になってすぐに好きな男の子がクラスメートに出来た容子がまずしたことは先生へ続行していたシカトを止めることで、担任が小柄でキュートな体育女子だったことが効を奏じていたようです。先生からあてられたら快活に答える、そして気が向いたら自分から手を挙げる、これは2年のときに一年間全くやってない行動で実にフレッシュだったといいます。まるで、価値がなかったのか?効果もなかったのか?と私は完全無視の内訳についてを訊くと自分の行動は、すべて、自分で統制が出来ないものだと言ってきます。私には瞬間で理解が出来たのです。その2年のときの先生は確かに、素晴らしい考え方で聖書に基づく教育を実践されていた。しかしそこで懐柔に応じていたらば容子の真実の気質は開花をしない・・・このことが決まっていたのです。真実の気質とは端的に言うとカルマのようなものです。人生で素晴らしい人はいっぱいあるけど、出会いの瞬間、啓示があるのです。みんながそれを持っています。この方についていけば、きっと人生は間違いがない・・・っていうような。しかし容子の場合、間違うことが、大事なのです。誰だって失敗は避けたい。それをしないように普通は進みたいを願望して自然な成就を見るのが普通のコースなのですが、容子は四歳で罪を犯して、そこからスタートしています。みんなとは若干違う成りもあってしかるべきではあったのです。みんなも自分に下りてくる啓示を捕まえましょう。それがまるで、みずからの溜飲が下るように下りてくるようになれば神との逢瀬の機会を捉えた・・・と言えるでしょう。