ブラックオニキス・マン106

 僕は節約術が満載のパートナーの側で幸せを感じる。例えば僕の母なら、てんや物で済ませる処が、彼女なら、すべて手作り。一週間の材料費は3000円のスーパーでの買い出しだけでほぼ足りる。やばくね?僕には裕福な家に育成された彼女が、ここまでの倹約志向を身につけたのは、ご両親の力が大だと推量する。中々自分の生き方は変えられるようで変えられない。それなら、幼いうちに身に付けさせようと、ご両親は早期教育の躾に着手したのだろう。この恩恵に僕は浴する。今日は新人くね?と信心くね?を対比させたい。会社員は会社を信じる気持ちがないと大成はない。僕らは駒でしかないが、それで充分満足だ。