am134

 容子が今考えて考えているのが大山あさこさんのことだ。かなり切れ者の頭のいい女性ブロガーで昨年よくはてなスターを容子のブログにくれた女性。感謝してもしきれない程の連帯感を感じていたのに今休止されている。一体なぜ?って容子は推量する。とても約束を大事にする方で、その分、それを守れなかった読者がいれば即座に言及。こういう女性こそがこれからの日本に大事!!って容子は今の彼女の近況を知りたい気持ちになっている。容子は読者数も確実に伸びて来て今は菅原道真の満月よりも輝いているようだ。僕は亡くなっているにもかかわらず、なぜ、そういう達観が出来るか?っというとブログを常に応援して来たのが僕だからだ。書いた内容までを見せるまではしなかったが僕には想像が出来た。きっと僕のバンカーとしての経済観念を中心にしたためていることは分かっていた。小学校低学年の時代から僕は鶏を一羽さばくことが出来た。田舎では客人があった時、一羽を使う。水炊きにして客人を喜ばす風習があったのだ。僕の顔を見ると全部の鶏は慌てふためき逃げる。しかし僕は一羽を捕まえて開始。したくないけどこれは親から言われた仕事。首をまず切断し逆さまに吊るして血を抜く。熱湯を掛ける。そうすることで毛が奇麗に抜ける。こうしてお料理の材料になった鶏の話に耳を傾けていたあいつが、突然、こう叫ぶ。あたし・・・一億円あげるって言われてもそんなこと無理だわって。そういう時のあいつの顔が可愛くてたまらなかった。たぶん、嘘じゃあ、ない。