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 先週一回お休みだった為に精神を合わせることの難しさを思う。一回でもない日が来ればこうなるのか?って僕なりに接点をこれまで合わせてきたんだな?そこを思うと法外だ。まだ、みんなには深く知らせてはいなかった。僕は実は家事が大好きなのだ。とことん拘る。部屋の掃除だけでなく家全体まで目を配る。風呂の掃除、玄関、そしてトイレ。それぞれに人間でいえば、パーツと言っても過言ではない。この中でももっとも気になるのがキッチンだ。外で働く彼女にそんなことはさせられない。彼女は料理が大好きで、一緒に買い物に行き、お手製のご馳走で僕を喜ばせてくれる。朝も早く起こされる。そして食事の後片付けは僕の役割。食器を洗い水屋の中も食器類も常に掃除は欠かさず整頓。それをする内にも僕は最高の家庭人になっていることを自覚する。彼女は料理を作る人…僕はあとを奇麗に元通りにする人。バランスも取れているな!って感動する。しかも仕事に精を出す彼女の送迎は毎回。一緒に休みの日を過ごす心の団らん。この心のあったかさを母に話すといいことじゃない!?イクメンの最高の条件は整った!!って喜ぶ。彼女の両親はきっといい気モチはしないかも・・・って僕は正直に吐露する。すると母は意外なことを言って来る。家のことが実はとっても大事なのよ・・・って念を押して来る。それがあなたに適格ならサイコーじゃん!!って。