ルビー・ウーマン905

 私は経済観念が全くない人間で、しかも、ホラ吹きの傾向が顕著だと、亡夫はよく、嘆いていたんですが、それが評価が翻って褒められること…。そういう時にはめちゃ嬉しくて、なんで経済に厳しい彼があたしのアイデアを褒めてくれたのかなあ?って、ひとり鑑み、実際は彼に質問する方が早いけど、自分はまんざらでもない人間に成長を遂げつつあるな♪はまじで感じていた。日本には悪しきものが大手を振って歩いている。いつも、彼はそれをあたしに説いてきた。保身の2文字がそれです。