エメラルド・ウーマン220

 いよいよ来週から伯母の物語、開始にあたって思うのは伯母は本当に女性として充分努力したということです。母親タヤが和裁の先生だったことで伯母は常に、この和裁をベースに考えていた。それが他の姉妹に比較し、自分は劣っているって。どうにかして姉や妹よりも上をいこうとしたが、駄目だったって。昔は和裁で女子の出来具合を計られていたんだな・・・って幼な心にもあたし、思って大変な時代だったんだなあって。しかし伯母に疑問符も同時にあったという。本当に和裁なの?って。他に女子の決め手や評価点あるのでは?って。お料理も出てきます。そして器量も。それらに加味して、心掛け・・・これが本当は第一なんじゃ?って。タヤは何も言わず、伯母マレを牽引します。タヤはどんな気持ちでマレを操ったのでしょう。そして向上心を植え付けようとしたのでしょう。古いけど全然古くない女性の気持ち。新鮮でそれはルビートマトの上をいく。今朝は、この短歌をよみびとしらすから紹介し最後にしましょう。シクラメン 幸か不幸か 見初められ 次なるヴィジョン 断じて拒めぬ☆好かれて、しかも評価されて一緒になるとキツい時もある、なぜなら、欠点を見せられない。自分のワガママも見せることが出来かねる☆