日曜日、久しぶりの登板で僕は胸を弾ませ執筆している、感無量だといえる。いつ干されるか?干されはしまいか?は僕の中で活発だった。事実、容子の脳裏では一回だけ、僕を排除する案も存在していた。間違って、日曜日にデニムブルーサファイアをブログで上げてしまったあの日。そろそろ潮時じゃない?って。しかし思い直してくれた。ちょうど、千歳町編が土曜日で終わるという言い訳で、容子は自分の矛先を訂正に至った。なぜ?僕がやっぱり不可欠だと判断したのだろう。恐らくエメラルド・ウーマンのマレの登場に関与すると僕は思う。この伯母を最初に評価したのは取りも直さず僕だった。男勝りではあるけれど、男を立てる場面を知っていた・・・このことが僕の心をトリコにした。今の女子で、男を立てるという動作を知っているのは僅かな層。期待するほうがおかしいと言われかねない。くやしいが世のそれが実相でもある。僕は伯母の手腕で世の中の男社会を上り詰めた女性を数多く目にしながら容子の伯母マレは・・・どこかが違っていたと記憶する。出世よりももっと大切なことを立証し体現したとそう言ってもいいだろう。だからこそ、僕を残した容子だったのだろう。ともすれば一方的に日本はお品書きみたいな手法で人を論じてしまうが、ここが分かれ目。きっと伯母がその辺を明らかにする。容子は見越していたのだろう。