エメラルド・ウーマン216

 そろそろ待ち遠しくなってきましたね。女性の心と男性の心…両方合わせ持つ人間をマレとしましょう。相当生きにくい人生だったとそう思います。第一、1921年に生まれて91歳まで生きて、その人生をあたしに執筆してもらえるなんてラッキー中のラッキー。日曜日だけとはいえ、凄いです。あたしは全く彼女のことは想定外で、物語にする積りはなかったんですが、実は、あの一件で気が付く。お墓のことです。まず自分の死産した赤ちゃんの墓ではないのにそれだと断言したのも、あたしを納める為だったのでは?って今は思う。お墓は父の最初の結婚で亡くなった女子のものだった。それなのにあたしはその真実がわかったとき、余りにショックを受けて、伯母を信じられなくなったけど本来は、伯母は嘘をつく積りなど毛頭なく、自分の赤ちゃんのお墓がなかったから、この墓を自分のあかちゃんへの思いと一緒に供養していたのでは?という推定です。それなのに気が短い私は嘘つき!!って心の中で罵倒する。悪かったな・・・って年老いて思う。それくらい、いいじゃないの・・ってむしろ伯母が不憫に思えてきたんです。最後に普賢山の祭りで途中の茶店まで登ったとき、伯母はとっくに八十越えていたけど、あたしと登山出来た!!って喜び勇んでいた。海軍記念日に生まれた彼女にとってあたしは憧れだった?そこを思うと切なくなる。今朝はこの一首を出しておきましょう。天下人の 時代を凌駕す 一首よりも 数を言わるる ことの幸せ☆数も多くてしかも名歌だった・・・って人々に言われることは後生励みになりますよ☆