ルビー・ウーマン835

 私も金銭的苦境に陥ってこのままずるずる行くことは出来ず、まずコーヒーを辞めました。好きなものとは言っても、これはコンビニで400円は掛かる。それでしぶしぶ諦めたのです。どんなことがあっても、人様に迷惑を掛けることがあってはならない。私は自分に入ってくるお金が寡婦年金と思ってたけど、実は、違っていたのです。確かにそのように見えた。しかし調べてみると寡婦なら夫の年収の四分の三が残った妻に入るってある。そこまでない。請求時に揃える書類も多くて自分はそういうのが全く無かった。それってどんなに違うのかな?って調べているうちに、頭が痛くなって調べるのを止めたんです。お役所の方が、私に不利になるような年金を提示する訳がない。信じよう!!っていう気持ちでこれは寡婦ではないものの、ごく一般的な、夫が厚生年金を掛けていて亡くなって、妻に出る年金なんだろう?って。だから決して多くはない。夫が貰ってた半分弱かな?って思う。夫は植物人間になるのだけはイヤダ!!って生前、口を酸っぱくして言ってた。そういうことにだけはしないでくれ?って。お金のことだけを考えると彼が生きていた方が一杯年金があったけど、あたしは彼の主張を重んじた。生きるということの意味が分かっていたからです。チューブだらけになって僕が生きていたら、必ずその線を切ってくれ!!これは遺言だったと今も思うのです。