イエローダイヤ・マン1240

 今ちょうどジャックポットがあってて僕はこの作品中でピアノを弾きながら歌う女性が素敵だなあっていつも見とれる。日本のシンガーでこういう女性を余り観ない。それゆえにやっぱりアメリカならでの弾き語りに音楽の深層をひとり見つめる。その時その時即興が入る。いつも全く同じではない。だからこそ独自のセンスが自然に炙り出されて気モチいい。男たちはほぼホールでは一攫千金に挑んでいる。だから気モチをなだめる音楽でなければならないし、そっと寄り添う姿勢が求められる。これは時と場合を確かに察知し、弾き語りをしていくミュージシャンに求められている。小さな刺激でも与えてはならない?いやそこまではない。当分・・・暗い道は続くよ・・・とか意味深だけど寄り添ってくれているから心が落ち着く。その当時のアメリカのリノという町での人々の遊戯を描く。このホールに入るまえにビルは車を売って軍資金を得ている。何事にも資金、元手は必要でそこをリアル描いている。僕は最後、こういう言葉が出てきて中々意味が分からず今も、自分に宿題にしている。こう文中にはある。スイトピーが豆になるのと、クラップスで負けるのとは同じ時間が掛かる・・・というもの。まだまだ僕には知らないことが多過ぎる。