デニム・ブルー・サファイアママン5の5

 これがキッカケとなって容子は自分を修正するという行為に馴染みます。あんなにみんなと交わりたい!!ってそう言ってた割に、この行動は的外れだった・・・本人が気が付いてくれたことはイイコトだったし、暫くは安定があった。しかしそれも一時だったのです。気が強い性格は直しようがなかったのです。給食時間、銀色のお盆を持って並んでそれぞれパンをもらうとき、強引に割り込んできた男児がいて、それをそのままに出来ず、お盆で頭を叩く・・・こんなことが日常茶飯事起るなど、私は想定外でその日はまだ呼び出しはなく、家に帰って連絡帳を見て判明するのです。当時は電話もない。しかし園から学校へは通じました。公共の固定電話同士のみ。その頃は伊良林小学校から西浦上小学校に転勤になっていました。どんなことでも乗り越えていかないといけない!!そう自分に発破を掛けますが、本人はいたって不満たらたらでまだ、申し開きをするというオソマツです。こんこんと先生からアドバイスを貰って帰ってきたはずが、まだ、グチを零すのです。割りこんできた男の子が責められることと、私が叱られることが同じであったことが不公平だというのです。こんなことじゃあ先生は翌日、反省なし・・・ってがっかりするだろう。私は頭を捻るのです。