今年もっとも容子を輝かせたのは、何を隠そう、デニム・ブルー・サファイアママン登場だった。この車が家族を魅了して容子のもとに馳せ参じる。独特のブルー。神秘的なブルー。年齢がいっている人にも娘世代にも合う車で、長崎ではあまり走ってない。しかしハスラー自体はかなり増えた。どこを見てもハスラーがいないパーキングはないくらいに売れている。容子は実に手探り状態でデニムブルーで母親のことを思い出しながら執筆しているのだが、プロレスが大好きな母だったらしい。この編は21到達するごとに章が出来ていく、21方式を容子はとっている。閃いてしかもOKの啓示があったそうだ。容子は思い出せずに苦悶することもかなりあるものの滑り出しは良好で親友たちが全員教師だったことで胸もす~としてくる。なぜなら現代の教育現場と照らし合わせることが可能になるからだ。容子の家庭は父親が弱くて常に下敷きになっている。プロレスみたいにくみしだかれて・・・。哀れだが、容子の母ならやりかねない。しかし子供には一切手を出さず、親である二人が真剣に格闘しているのだ。戦後・・・アメリカがいかに日本を攻略するか?のスリーs対策台頭の中で父親には、いかんともしがたい反抗心があったのだろう。僕等の国を守る!!っていう気概。教職員ストにも異議を唱え自分の考えを表明していたという。僕はカネがすべての銀行で仕事はしたものの、心の面を度外視はしてこなかった。常にバンカーはそこを見られていた。顧客は自分の背中をよく見ていた。顧客の子供も見ていた。僕が訪問すると、もやしのお兄ちゃんが来たよ!!ってはしゃいだくらいだ。