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 タブレットがあっても中々家族と一緒では執筆することは難しいだろうし、姉の気持ちも分かる。理解出来る。タブレットは仕事用で使用のケースも多いだろうし、やはり軽いすまほがリーゾナブルだと僕も思う。しかし僕は全くこういうものを人生で持ったことがない。昔型人間といっても過言ではない。昭和、三十年代に生まれた僕が対応出来るのは世紀末仕様まで・・・。このあとの新世紀については実際の対応は難しい。しかしこうは言えまいか?最新鋭の機材のことについて疎い僕にしか、見えない、聞こえない世界がもしかしたら存在するのでは?正しく、文明未達ではあるものの、心の充満する世界だろう。僕はしかし実体験までは出来ない。心が豊かだと、一体どこで立証が可能になるのだろう。荒廃の反意語が繁栄で、言わずもがな心の充満を意味するのならそれを体現出来る人々や、体現出来るエリア自体が、見える形で存在するはずだ。そういう世界が人類を救うのかもしれない。そこへ行けば心が救われる・・・そして満ち足りる。金銭では得られないものなのだろうか?金持ちに不可能な世界などない!!ってそう言い切る面々も多いさ中、何かを、打ち立てられる予感さえしてくる。僕は動じない。どんな人間が現れても・・・金輪際、奴では満足はしない。これまでの認識ならそうだった。しかしこれからは違う気もしてくる。