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 僕も西の突端にいるという再認識が必要だろう。コンビニの売り上げは減少しているという報告に固唾を飲み込む。長崎では決してそういう状況ではないと僕は踏んでいた。コンビニにはおにぎりを買いに行く。それも百円の時。以前はいつでも行くランダム思考だったが決め事作った。僕が住む家の税金を支払ってくれた姉へのせめてもの奉公だろう。僕は町内会をさっさと退会したが、しかし父が生きて元気でいる間・・・それをするのを幾度か止められていた。しかし今回鮮明に思い出す。父が全く自活能力を失くして床に伏してすぐ、僕は町内会を脱退している。それと同じことを姉がやってのけたことが符合だろう。これは普通の人々からすると悪い符合だろうが僕はどういう訳か、姉の行為を非難したくない。自治という名を借りたやりたい放題を姉は知っていた可能性がある。父もそれを承知で加入していたのか?常識と刺し違える位の勇気は必要なのだろう。これは常識だ!!と声を荒げて言う人々の裏に隠れている弱いヒトビトの実の声、生の声だろう。例えば一人暮らしのサラリーマンだって徴収される。これがまず怪奇だ。いいえ、僕は入りません!!って言えない。家を貸す大家とタイアップ。それをまず入居時に約束?怖いな!!って僕だって思う。ゾンビだっておずおずと後退する決め事だろう。