僕は転職を決めた。四月入社だ。あれこれ迷っている時期はとうに過ぎ去って目の前に視界は広がりつつある。まさかの決心に自分でも驚く。以前に比べて思いっきりっていうか度胸が出て来た。恐れるものは何もない。気になるのはインセンティブだけ。しかしこのインセンティブという外来語を母が知らなかったことで僕がショック受けたのは事実。こういう重要キーワードも知らないまま、はてなブロガーでござるっていうのが図々しい。僕らは長いスパンでものを見ない。お先真っ暗という訳ではなく、もっと自発的に脳を活発化させながら、自由に先行き見つつ、職種選択する生き方もいいのでは?と思うようになっている。三年サイクルだ。正直今の仕事に飽きが来たのもある。先行き、日本がどうなる?など全く考えない。僕らの手中に国はない。イイコロ加減な政治家たちを信用するしかないっていうのが今言えるリアル実感だ。僕らは出先機関のスタッフでしかない。国を動かすのは頭のいいハイソサエティなキャリア軍団だろう。この国がどうなって行こうが、僕等には関係ない。年金だって同位だ。僕が半分会社が半分、今でも必死こいて掛けてはいても実際支給されるまで相当ある。七十歳で運良くそれが叶ったとしても、あと42年も先の話。ゴートゥザムーン♪月に行く方が先だろう。火星だって分からない。若者にはしかし譲れないドリームがある。この夢を基準に僕は将来を描く。汚れちまった悲しみなんて思ったことは一度もない。僕を必要としてくれる企業に転身して行くだけ。たっぷり報酬が貰える訳ではない。しかし僕の人生の転機にはなる。