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 里子は自分の身の振り方を鑑み、もう一回コンビニに復帰することを決める。なんであんなブラック現場に戻るのか?っともしもみんなが思うのならそれも一理あります。しかし四キロ先の一里がとても重要・・・。里子は買い物をし過ぎて毎月の支払額が一定の猶予金額を上回ってしまったのです。本来なら毎月の支払額は収入の何分の一でしょうか?里子は二月二日の本日から家計簿を付けることにします。本当に自分に出来るか?続けることが出来るのか?そこは分からない。自分次第かもな?って。家計簿を付けたことは人生であるにはある。しかし一ヶ月も継続したことはありません。これまで何回チャレンジしたことでしょう?しかしある人物が興味深い質問をして来たのです。これには頭の中のゲージが突然入れ替わったみたいに覚せいするのです・・・。人は貯蓄をしてそれに邁進するのと、もう片方で、使うことを抑えていくのとどっちが結果、お金が貯まると思いますか?そんなのずるい質問だと最初は切って捨てるのですが、次の瞬間、驚愕が襲って来ます。彼は八年間で720万円の奨学金の返済を成し遂げたという兵。しかも家計簿はすまほで付けている。里子はノート派。なんということでしょう。記載の仕方は確かに異なるけれど彼はクレジットカード常連者だった。それが今ではpay ♪もちろん彼の年収は多い。しかし借金の金額は自分の方が遙かに少ない。計画的な返済は里子でも可能なのでは?全額返済へ向けて里子が歩み始めたのは言うまでもありません。