エメラルド・ウーマン《深窓の令嬢ダブリュー編》〔43〕彼とは別れてもいいかもしれないな?とふと思います。自分の中で決着があったのです。恋愛経験は希少なのに彼にはお金を出して女性と関係を持ってしまうというとんでもない難儀があってそれを知ったのは小池知事がトルコ風呂という言葉をなんとか変えようと闘争したという真実の物語を見ていたときです。彼がふと零したのです。なんでダメなのかな、お金で遊ぶなんて男の世界では常識としてある!!って。しかし彼はトルコ風呂の名称は変えて良かった・・・と小池知事を賞賛しているのです。この矛盾は里子に無力感を突きつけていたのです。この手の男性は今まで経験したことのないカテゴリで、危険・・・が点灯するのです。彼との連絡を暫く取らず自然解消がもっともいいことにも気が付きそのように配慮するのです。要らないときは携帯の電源を切っておく、充電がなかったといえば??里子は投稿集の中の一句に目が奪われます。西宮の主婦の一句。津山文子さんです。握りめし 握り疲れた めでたい日 ・・・里子の目に熱い液体が流れてきたのはすぐさまだったのです。