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 一体全体、姉には幾つの人格があるのだろう。そこを思えば僕も人のことが言えない。同一遺伝子の可能性は高い。父のいいところも、悪いところも折半したということ。同時に母のいいとこも悪いとこもハーフハーフ。僕が人気を博せば姉にもそこでの見返りはあるだろうし、姉が逆に台頭すれば僕だって安泰。しかしそうそう上手い話はない。僕は年金だって同様のことが言えると思う。一体幾つの顔を持ってんだ??って懐疑もある。七十歳まで誰だって待てない。人間社会は一日進むごとに貧富の差はついてくる。金持ちが一気に転落するのはサスペンスの世界だけ。盤石な生き方に徹する金持ちの地位は堅い。僕の思いはしかし、はてなブログを読む僕のファンには伝わっている。そこが今年最大のご褒美だと捉えている。こんな惨めな人間はいないと自分で高を括っていたのに、読んでくれて☆をくれる人々がいること自体、信じられない今年の快挙だ。姉のような豪放ライラクな人間は逆にストレスがない替わり、弱いのかもしれない。ころっと死ぬのでは?っていう憶測も立つ。みんなに全く迎合しない。しかし、お世辞は天下一品。こういう人間のなれの果てだけは僕は見たくはない。男には男の拘りがある。それを僕は己の生き方で証明したい。人が鼻で笑っても構わない。女子には超えられないバリアが男の世界には存在する。