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 昨今ダブルバイトをしているコンビニスタッフは多くてそのことに対する意見をドンピシャ、マネージャーに突かれて僕は覚醒したのだった。それは仲間の夜勤の人が近々居なくなるということで、急ぎシフトを大改造する段階で夜のメンバーが、ワガママを言ってくる、そのことに関するマネージャーの意見で僕は溜飲が下りる思い。奇しくもその前日、僕はダブルバイトを辞める決心してそれをセブンイレブンのオーナーに告げたばかり...。マネージャーは入店の面接の時にはちゃんとこの店のシフト中心に頑張ります!!どうかよろしくお願いします!!との約束があるのに後からブーたれるバイトが多いことを嘆く。なぜかというと、長くいる内に強靭な古株意識も芽生え、俺がいなくちゃあ、この店は困るだろ?回らないだろ?っていう上から目線。そういう成り上がり的なもの言いのスタッフに対する不満を一杯抱えていると激白されて、僕は自分に寄せてくれているマネージャーの信頼を感じ熱くなる。人のことをこてんぱんに言っている場面って何か自分が評価されてもいないのに、褒められているような錯覚を起こしてしまう。マネージャーは言う。うちの店では、プライドを持つことを禁じているのよ?ええ?って僕は戦く。若者が持っているプライドは世の中ではまだ、通用しないものが多いのよ、ダブルワークをしている若者は特に、大事なことを忘れてしまっているのよ。忠誠を約束してこの店に雇われたんでしょ??君は謙虚だから申し分ない。今の調子で頑張って~~そう言われて僕はワン!!と答えそうになる。驚くべきことに僕は犬と化していた。