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 僕はとうとう残が残り少なくなって2000円の積み増しをする。他の店。勤務先だとすまほを車から持って来ないと出来ない。そこで又何かを買い物したくなる自分の衝動を想像する。これ以上の出費は控えたいって。すると不思議な未来もそこで浮き彫りになって来る。例えば揚げ時間中、網を上から被せて揚げるアメリカンドック。しかし網なしだった為に一方だけが焦げる、売れないからそれを責任弁済する為に購入。それは当たり前だ。二人でレジを受け持ち違算が出れば折半。これも当然。こういった細かな部位に嫌気して求人に中々来ない、来れないっていう事情もあるかもな?実際昨日も仕事が終わって163円レジに収める為に僕は車から小銭を持ってレジに並ぶ。マイナスが出たらこうして支払うで僕の立場も可哀そうだが、先輩はもっと可哀そうってそう思えるまでに僕は成長している。しかしそこで安心している馬鹿な僕ではない。二千円の積み増しを他の店でやってもらい、その店の売上にしてしまった僕の塊根だ。ここは大きかった・・・。どこで購入してもい同じ理屈さって高を括っていたが、皆、すまほを持って来ていて、自分レジで積み増しをしている。少しでも店に貢献があるのだろう。僕もすまほを店内レジ横、重要物保管引き出しまで持って来て勤務に就くことを考える。そしてお金の使い方について発見する。同じお金でも積み増しは自分への投資だろう。しかし損金を払うのは弁済。お金も使い方によって色が変わるという色彩タブレット構想を目の当たりにするのだ。