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 推理ドラマが大好きなPちゃんらしくてそれは自然なんだな?って行内で起こったことを話すことで実はお願い事も含まれているな?って可愛い仕草に思える。私に書いて欲しいのです。夏樹静子や内田康夫、そして西村京太郎、高村薫....数多くの作家たちのテレビドラマを見て来た彼が思う拘り・・・こういうのはまだ、出てないな?っていう物足りなさ的な感慨もあるのだなって私も慎重に駒を進めるのです。全員を仮名にしてまずストーリーを組み直さないといけないし、企業もあらましを編成し直さないと。しかしここで中々組み直しが効かない部位も出て来る。国税庁です。この部署が来たとなると物語になぜか箔を付けたような照りが出て来る。なんでなろうな?を思うのです。民間だけではなくお役所も出てくることでストーリーに厚みと信憑性が出て段々興奮してくる。どうすればこういうことが一支店長の頭に浮かんでくるのか?悪いことに手を染めたバンカーですが、人間の弱さ、そして脆さ、金は魔物の部位にも抵触して私の作家魂がうち震えるのです。Pちゃんは昔の話を今存分に私に語りかけるようになっています。容子の参考になれば、芸の肥やしになれば?の意味合い以外にもあるようです。小説のうわ前を撥ねてしまうものが現実なんだよ?彼はそこまで言わないものの心で語りかけて来るのです。