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 20代の僕らには明日の日本がどうなっていこうがそこが見えてない。政治家や官僚や日本有数の企業トップ連合がこういったフューチャーをさっさか把握し、慎重にかつ早急に問題点を出し合って精査しているのなら問題はない。僕らが恐れるのは僕らが知らない間に国が摩耗し寂れていくことだ。おまけに負債の山。エベレストを見下ろす数字になっていたらやばい。しかしそういった深刻な状況を打破していくものこそが政治力にあると睨んで間違いないだろう。しかし終身雇用の約束事を鵜呑みにはしていない僕たちだ。だからこそ常に視野に入れているのがトラバーユ志向でこのバーユには馬油が架かっている。しかもトラには虎がしっかり架かっている。機転を常に効かせていればもったいない話を聞き逃すことにはならないし、常に視野に入れておくべきは自身の器用なそれでいて節度ある身のこなしだろう。今日そうであっても明日その規定で回っているとは誰にも言いきれない。そこが不可思議に聞こえるのいなら襟を正した方が良さそうだ。僕らのヒーローとも言える小泉信次郎の突然の結婚宣言で身体に重くのしかかっていた結婚の手ブレーキが上手く外されて、みんなが自由な発想で結婚を思い描けるようになったことがまず快挙だと言える。僕も今まで形式に拘り過ぎた自分を恥ずかしむ。結構かんじんな部位を親に頼ろうとそう思っていた節があった。甘えは禁物だ。絵に描いた餅は食えないが、自分でこしらえた餅は確実に喉に収まる。