Ss260

 女性と男性、ひっくり返すと男性と女性。いつも常に僕らが考えて来たことは女性は寛容で男性は全体像という形だったと思う。男性の一部としか、女性を捉えられなかった僕等のミスをそろそろ認める段階に来ているようだ。しかも女性も男の甘い算段を牽引した節があって、それが常に上手く収まる方策だったから。責められないと僕も観念する。男性を陰でリードし抑えるマニュアルでもあった。女性は生き延びるすべを知っていて災難をなるべく避けたがる。争いにも加担しないし、最初からしたがらない。弱いからだ・・・。常に男を立てていさえすれば、物事収まる処に収まるからという策略のもと、男性を持ち上げて来た。常に先に行かせて状況を見計らい自分は後からそっと追随した。しかしそこまで来ると、それって封建時代かよ?の懐疑は免れず、どういった形が新世紀にふさわしいか、僕自体、思いあぐねてきた19年だったと言える。男は女に歯が立たないのか?それとも刃が立たないのか?そこを極める瞬間も同時到来で心のゲートが騒然としている。僕の小心者風情をわかってくれ。これは前兆ではなく現況だ。ゲンジツにこの国に押し寄せるニューワールドの新波を僕自身、まだ、特定は出来てはいない。マスコミからかい離したこういう宇宙人的な異生物を僕はETを見て感動したあの時よりも、マガオで見ている。この瞬間はきっと宇宙のリズムさえ変えてしまうものだろう。