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 自分の思いのたけを他者に分かってもらう時にあそこまで自分本位でしゃべってもいいのだろうか?さっきまで朝生が放映で気分が悪くなってしまう。まるで日本の重鎮みたいにふんぞり返るMCの姿には全く求心力はないし、遠心力もない。ただ、番組出演者同士で吠えあっているだけ・・・。誰かがきちんと注意しないといけないし、物事の信管を握っていないからからこそ、言葉自体がぶれるのだ。まあ、一部は分かるとしよう。自分の言論をどうにかして分かってもらいたい熱意や気迫。しかしひとりの視聴者になって一回番組をご覧になったらいい。そこから新ヴィジョンは必ず現れる。私もそうだった。かつて自分の意見をバリバリ表に出そうとしていた時期。三十代の頃。しかし一介の主婦、無名の主婦だからという諦めではない別の処から出て来る自重心にいつかは身を委ねるようになっていた。自分の意見を言いたい!!ばかりでは良くないのだ。人が何を思っているかを掘り返さないといけない。特にシルバー層は今何を基本理念として毎日を暮らすのか?そういう平凡な人々をないがしろにしたままでは、全く国の議論は前へは進まない。余りに自分は利口だという思いこむ人物は私は奨めない。むしろ真逆で考える。自分の意見は反映されなくとも別に構いません。こういう言い方をする人々の方が実はこの国の操縦かんを握っている。