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 トップバッターは常にプレッシャーに包まれているとそう里子は思います。しかも自分はサンデーだけの担当でそこで思いのたけを出来るだけストレートに読者に伝えたいとすれば?と。今週アマゾエは、割烹で行こうとそう決めます。なぜなら日本の食の美技に相当するからです。日本というからには二本のスタートがあります。朝から開店しランチタイムでの善戦、そして日没後のお座敷戦争。ここで問われているものは昼ならお得感あるランチで数量限定も多いでしょう。無くなり次第終わり!!そこにあやかりたいが為に人々は詰め駆ける。夜はもっと、おもてなしに気を遣うでしょう。お葬式帰りの人々もいます。お通夜の控え室のように用いられることも・・・。私達日本人にとっての割烹は決して楽しい時のみではなくこういったお悔やみの場所として用いられる。このことも頭に入れておきましょう。しかしランチタイムはとびっきりのネタが店お得意の手法で揚げられたり、焼かれたり、煮つけになったりで目がうるうるしてしまうのです。割烹という二文字を大切にしましょう。ここに縁があることが成功にダイレクトに繋がっています。縁があっただけではいけません。もっともっと顧客になって味を味わうのです。店が考えている美しい魂胆に気が付ければ、貴男も貴女も一流の消費者と呼ばれるのは間違いありません。