本当に僕のおっちょこちょいが目に見える形で表れ、もう一回あの場面を検証する。僅差で日本時間でも起こっていた美馬投手の完全試合まであと三人だ。僕はこの試合を半分しか見ていなかった。最近早寝早起きを励行で、夜の八時に就寝というスタイル。翌日も美馬投手のことに気が付かないが昨日、関口さんが司会を勤める番組で知る。パソコンで調べると、美馬投手が逃した完全試合はタラレバ論ではあるものの達成すれば楽天では初という快挙だった。僕は各ニュースを見比べ精査する。一番詳しく解説してあるブログを発見!!ベイスターズファンによるポテンヒットブログだ。読んでいく内に構成が目を引くことに気が付く。最初逃したのが完全試合でそれは明石にフォアボール許した。しかしその後にノーヒットノーランも消える。栗原のヒットによって。結果一点を許し完封ではなく完投勝利を得る。僕は清々しいな!!って美馬投手の笑顔にひれ伏す。この完投勝利には完封勝利を超える何かがある。人間がもっとも美しい表情とは獲物をかっさらわれた時・・・。そのくやしさを補てんするのが紛れもない人間性だと思うのだ。例えば人生であの時、あれを達成していたら?って悔やむことも折にはあるだろう。しかし視聴者や観客と一緒に味わった臨場感の記憶は消えない。完全試合をあと一人という処で逃したダルビッシュの笑顔も神を超えていた。僕の中で美馬投手は今後も丹念に見ていたい投手の一人に躍り上がった。