プロローグより・・・☆ブラックオニキス ・マン【bo】☆

 僕はもうじき結婚を決める。なんでここまで急に物事が展開し始めて来たのか?というと母とは正反対女性を見つけたからだ。しかも料理は全部手作り。はっきり言ってジョイフルもガストも勝てない。彼女の味にくみされるだけ・・・。こんな素薔薇しい出会いを僕はサークルで見つけた。出会いを提供するマッチングに僕は友人の付き添いで行く。彼女も付き添いで来ていた。僕らはお互い、友人の付き添いで出会い僕は一目惚れした。二つめの共通項は掃除だ。いつもころころを持つというハイテンションを維持。僕は以前から僕の部屋でぽろぽろ零しつつポテチを袋からかっ食らう親友には辟易としていた。心の中でどす黒いものは芽生える。しかし彼はいっこうに片付けようとは言ってこない。僕はこの時に、恋人同士は正反対が上手くいくのよ~~という母の持論の崩壊を思った。お互い好きなものが共通すればする程、二人の心の平安は保たれる。そこになぜ??母は気が付かなかったのだろう。むしろ僕は母の持論が疑問符だ。