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 昨夜の番組を見てここまでテレビが食傷してしまった事実に僕はうなだれた。しかしこういったダイエット層もテレビには必要不可欠なのかも?ってすぐにも思い直す。何も報道や文化の伝道者になることだけがテレビの使命ではないからだ。そういったスリム志向は今生まれたものではなく、頑張って痩せてお金を手にしている女性の映像に、僕は男性バージョンもやって欲しいと率直に思う。賞金を手に出来るならダイエットが出来なかった人々もその気になれるのでは?って自分のお腹に手をあてる。僕等は常に真顔でテレビを観ているわけではない。視聴者も構えず、テレビも無造作だから長所に替わる。最初にそこまで拘った自分の行状こそおかしな話だと僕は自分のくだらない拘りをごみ箱に捨てた。痩せて嬉しい人も世の中には五万といる。健康とタグは通常路線だ。その時、この国の三十年後の体質を僕はふと思った・・・。年収三百万ある人々が金持ちと呼ばれるような社会が三十年後に現れているのか?というとそれはない。しかしこの国は分からない。不可思議なメカニズムで年金は年々すり減るどころか段階的に減っていくメカニズムにあるらしい。僕には全く関係ないことだが世の中の下流にいたはずの人々が上流にいるのならそれは鮭の俎上にも匹敵では?って注目する。これからの超高齢化社会ではサバイバルも実際始まるし、そこで間違ってもリタイアしたり蹴落とされない為には、看過出来る力、看過力も同時に求められている。早速英訳も調べておこう。