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 七人の小人の中に僕もいてその中でどれくらいの設定を与えられているかを鑑みる。6が与えられているアクアマリンで2がスノーサファイアなら、僕は結局、4ではないか?と想定出来る。1の線はない。僕はトップバッターだからだ。それにしてもここでは設定7が存在する。すべての概念を越えて時空をも超えて、7を黙認されているのは、オパールママンだろう。それは容易に想像できる。英語で書かれる、摺られるということはそれを意味している。第一これまでの文学では日本は常に内向きだった。そこから動いた形跡はない。仰向けから腹這いになったも同然だと僕は思う。設定4なら僕は安心出来る。設定1はじゃあ、どの編になるのだろう。1なのか5なのかは大問題。恐らく僕の予想だが、5はエメラルドウーマンだろう。そして1がルビーウーマン。これで不備なく設定問題は解決を見る。これまでに人生で設定を考えたことはついぞなかったが、この問題をないがしろにしてきたことで各人が、取り残されて来た一面は否めない。設定は1でありながら、それ以上に活躍出来た人々も喜べるし、設定が7なのに、燻って来た者にもこれから期待は掛けられる。全員が幸せ行きの滑走路にいることが天晴でまぶしい。期待されて震い立たない者は皆無である。