yd830

僕は今朝、郵便局に行って顧客の多さにたまがる。幾らゴールデンウィーク明けとはいえ、ここまでの混雑はかつてない。裏にある時間外の業務窓口用のパーキングにまで車は押し掛けて、まるで洪水状態。僕は振込をどうしてもしたかったので、そこに停めて郵便局の窓口に向かった。JAでも異様なほどのクルマの多さで僕は面食らう。この混雑は連休中にはなかったことだ。人々が尋常バージョンで生活していることを、ひしひしと思い知らされ、枠組みの強固さを改めて感じた。これが僕達の社会の一端であり全容だろう。勤勉と言われた日本は少なからずその余波を、余震を引きずっている。誰もが令和に感嘆し、翻弄されたかのように見えたがそれは仮の姿だった。僕達はびくともしない精神力で手探りでも、いつか景気を探し当てるだろう。かつて勤勉と言われた民族のいわれと真骨頂は、ちゃんと包括している。その核心を今日の日に見い出した。もしもこの国のことを、ひっちゃかめっちゃか言う他国の人がいても、僕は全く慌てない。むしろ僕の口調は誰よりも冷静にイマを語るだろう。新しい元号を取り立てて愛でない。それが僕に与えられた使命と流儀だから.....。もしもパートナーになる人が僕とは違う世論にあったとしても決して見くびらない。人は皆、感性という内向きの旋律と社会性という外向きの旋律を交互に奏でる生き物だからだ。