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 自分に自信を持っていいときと、そうでないときが人生にはあるのです。放埒な生き方をしていても全く大丈夫な渚を常に自身のライバルだと設定していた点でも、自分の安易さと脆弱性は見え隠れします。サスセスを確定されて今日ある渚を里子は照準から思いきって外します。彼女の成功を常に下敷きにしていたこれまでを変えたいとの思いが強かった。平凡でいいから、磐石な未来をこの手にしっかり掴みたかった、ただそこに尽きる.....。隠れ家の味で定評のあるカフェハマツに入店し、ホットティーを注文します。そこで、あの時にしたためた狂歌をいきなり思い出すのです。平成の 眠りをつんざく 稲光 一万発の ブログ砲かな この稲光に匹敵するものを探し当てることが、必須なのでは?と推定するのです。