Pp468

 今日は今までとは全然違った翁の表情、顔色が赤みがかってまるでふじ林檎のようだったわ。それは良かったですね~~少しずつ完治していく翁の姿が目に見えるようですね。私も、初で、ぎっくり腰の激痛というものを知って、人生にこれ程の痛みがあったのかっていうこれまで抱いたことがない感情。たかが腰、されど腰っていう感覚ですね?ええ、お輿入れっていうのは女性の結婚を指すんだけど、このお腰入れを後生忘れてはならないわよね。どういう意味なんですか?女性には常に労働がついて回るってこと、結婚だってこれは家事労働のみならず精神の労働だと思うの。確かに男でも亭主関白っていう連中は今でも女性をこき遣う。そういう男のお眼鏡にかなったりしたら不幸中の不幸ですよねえ。私、お金じゃないと思う。どんなにお金持ちでもそんな甲斐性しか持ち合わせていない男なら、決して幸せにはなれないってそう思う。じゃあ、どんな男が最もいいんでしょう?理想はね、仕事が出来て優しい男。でもそういう男って大抵、亭主関白とは言えませんか?難しいわね~~仕事も出来てしかもユーモアもあって適度にやんちゃでセンスは一流。そ、そんな何もかも兼ね備える男性なんて世の中にはいない。ええ、だから大問題だった訳なのよ~でわお願いします。毎学期 亭主に渡そう 通信簿